図解・国家破産モデル、金融崩壊モデル

2010年01月07日

国家破産や、金融崩壊のモデルを作ってみました。

まず、AさんとBさんの二人がいたとします。




↑ Aさんが100円持っています。




↑ AさんはBさんに100円を払って、マッサージをしてもらいました。




↑ その結果、Aさんは無一文になり、Bさんは100円を手に入れました。




↑ Aさんはお金がないのですが、Bさんからお金を借りたくなって、

  借用書を作ってみました。




↑ Aさんは先ほど作った借用書をBさんに渡して、

  Bさんから100円を借してもらいました。




↑ その結果、Aさんは100円を手に入れました。

  Bさんは100円の借用書を手に入れました。



以上と同じことを繰り返して、

AさんはBさんからお金を借りては、マッサージをしてもらいました。



その結果、えらいことになります。




Aさんは毎回借用書を作って100円を借ります。

これを繰り返したため、現金は100円しかないのに、

Bさんからの借金は1,200円にまで膨れ上がりました。

(= Bさんんは1,200円分の借用書、債権を持っています。)



ここで、Bさんが、Aさんにお金を返してくれ、

あるいは、金利を払ってくれ、要求したら、どうなるでしょう?


Aさんは借りた現金100円を持っているだけなので、

1,200円の借金を返せません。


このとき、対処法がいろいろ考えられます。


Aさんの方が腕力が強いとき

・AさんはBさんからの借金を踏み倒す。(債務不履行)


Bさんの方が腕力が強い時

・Aさんは夜逃げする。(債務不履行)

・Aさんは法律を使って自己破産する。(破産)

・Bさんが、Aさんの資産(洋服、家)を取り上げる

・Bさんが、Aさんに1,200円分、労働させる

・BさんがAさんをぼこぼこに叩きのめす。

Aさんは100円玉を作ることがでる(通貨発行権を持っている)

・Aさんが100円玉を12個作って、全額返済する。(通貨増発)


等々が考えられます。


このモデルはものすごく単純化しているのですが、

お金もないのに借金をし続けた、なれの果てを表しています。

このような状況は、日本政府と国民、日本と貿易相手国との関係と同じようなものです。


いずれどうしようも無くなったときに、

なんらかのリセットをせざるを得なくなるでしょう。


ただ、この場合、一概にお金を借りすぎたAさんだけに非があるわけでは、

ありません。

Aさんの返済能力を考えずに、自分のマッサージというサービスを売りたくて、

Aさんにどんどんお金を貸し続けたBさんにも責任があるとも言えるでしょう。



また、このモデルは借用書というものを作って、

どんどん架空のお金を作ることができることも示しています。

Aさんの借金返済が不可能、ということが明らかになるまでは、

Bさんは1,200円を儲けた気分になっていたでしょう。

ですが、借用書は勝手に作ったただの紙切れであるため、

それは妄想であることに、最後は気付くことになりました。


大きくなりすぎたものは、組織でも、システムでの、機械でも、

いつか崩壊してしまうことになるでしょう。


今の金融危機がその崩壊の時かもしれません。

次の金融危機にそれが持ち越されるかどうかは、わかりませんが。




















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