2010年07月27日
日本政府の財政状況について話しているときに
財政破綻を起こした(おこしそうな?)ギリシアと比較する方がおられます。
「ギリシャの国債は、そのほとんどが外国からの借金。
一方で、日本のは、ほとんどが日本国民からの借金。
だから日本のほうが大丈夫。」
となります。
実際にそうでしょうか?
どちらにせよ、
日本は国民からお金を借りているとしても、
破綻するときは、貸し手の日本国民の債券を踏み倒すことになります。
あるいはハイパーインフレとかになって、実質踏み倒しを行うことになります。
結局日本国民の誰かが損しています。
今まで日本国債を買っていた人が損をします。
これまで税金の恩恵でぬくぬくと生きてきた人たちのために。
一方外国からお金を借りているギリシアの場合はどうでしょうか?
ギリシアが破綻するとき、お金を貸してくれていた国の債券を踏み倒します。
外国は大損です。
一方、ギリシャ国民はそれまで外国のお金を利用して、
楽しく暮らせていました。
破綻して苦しくはなりますが、まあ、今までぬくぬくと暮らせましたし、
破綻して大損したのはお金を貸してくれた外国だし、まあいいか、
となるのです。
さーて。
どちらがまだましかというと、日本ではなく、ギリシアの方かもしれませんね。
誰にお金を借りていようが、破綻するときは貸し手が大損します。
また、たとえ外国人が所有する日本国債が5%とか10%程度だったとしても、
外国人が日本国債を叩き売れば、国債価格は暴落し、長期金利が上昇し、
財政破綻が加速することになります。
詭弁に騙されてはいけません。
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