2009年06月16日
副島隆彦氏の書籍から知ったことです。
どうやらノックイン債というものが売られているそうです。
どういうものかというと、
例えば100万円分買います。
2012年までに日経平均株価が4,500円を切らなければ、
毎年、3.5%、つまり3.5万円がもらえます。
そして満期の2012年には元本100万円がそのまま返してもらえます。
もし、4,500円を切らなければ、ここ3年間で10万円程の利益を得られる計算です。
あくまでも、日経平均株価が4,500円を切らなければ・・・。
ですが、もし一瞬だけでも4,500円を切ったら・・・。
元本100万円の保証はなくなり、その時の株価によって返却額が変わってくるのです。
日経平均4,500円とは考え難い数字ではありますが、
今後、企業の倒産⇒失業者の増加⇒景気の更なる悪化、を考えると
あり得る話だと思います。
日経平均が再度7,000円を割り込み、
投資家が株の売り、及び空売りを大量に仕掛ければあり得るでしょう。
さらに、もし日経平均がどんどん下がっていったとすると、
このノックイン債を売っている証券会社自体も、
リスク回避を目的として株を売り始めるでしょう。
そうするとさらに日経平均は下がります。
ノックイン債を買ってくれた顧客に損になるようなことを
販売会社自体がし得るのです。
ともかく、日経平均4,500円を基準とした債権を作っていること自体、
少なからず4,500円を割り込む可能性があるということでしょう。
金融業のプロ達です。その道でご飯を食べてきているのです。
そのプロたちの意見は「景気の底は2012年。日経平均は4,500円以下。」
ということを暗にほのめかしているのだろうと思います。
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