2009年07月14日
できれば借金はしない方が良いのですが、
組んでしまった住宅ローンは仕方がありません。
ところで、住宅ローンは期間が長い分、利息分が高額になります。
このため早めに繰越返済をすることが勧められることが多いです。
本当に死に物狂いで繰越返済をするのが良いのでしょうか?
そうとも限りません。
もし、3,000万円の住宅ローンがあったとします。
35年ローンで、支払いは毎月10万円くらいでしょう。
ここで、なんと1,000万円も余裕資金ができたとします。
これをまとめて繰越返済したとします。
すると、月々6.7万円の支払いとなり、生活は楽になります。
もちろん、貯金は無くなりましたが・・・。
その後、不況で職を失ってしまったとします。
月々6.7万円の住宅ローンも払えなくなり、
3か月後には取り押さえられて競売となり、持ち家を失います。
辛いです。
では、余裕資金の1,000万円を手元においたままとします。
月々の支払は10万円のままです。
そして不幸にも会社が倒産してしまい、収入が断たれたとします。
ですが、この場合は貯金の1,000万円を取り崩していけば、
100ヶ月分の住宅ローン返済を確保できていることになります。
家はすぐには失わずに済み、その間に次の職を見つければ大丈夫です。
将来、何も問題が無いのなら早く繰越返済をした方が良いです。
ですが、世の中どうなるかわかりません。
そこで、繰越返済をせずに貯金としておいておけば、いざという時に助かるのです。
本当にお金に困ったときは、銀行はお金を貸してくれないでしょう。
住宅ローンの利息はもったいないですが、
手元にお金を置いておくことは保険になる、ということなので、
保険料と思って、繰越返済を焦らない、という考えもひとつあるかもしれません。
特に、今の様な情勢不安定な時には、
繰越返済をやたらと急ぐべきではないのかもしれません。
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