最近の金融機関等の、増資、増資の意味するところ

2009年11月15日

 Yahoo ニュースを見ていてよく目にするのが、

「●●銀行が、さらなる増資(株式発行)を発表しました。」

というようなものです。


 では、なぜ増資(新株の発行)を行うのでしょう?


 まず、株式を発行するのは、資金を集めるためです。

株式を買ってもらうと、借金ではないので、返す必要も、利息を支払う必要も

ありません。

 株式を買ってもらった見返りとしては、

その株式の相場が上がるように企業努力すること、

利益をだして、配当金を出すこと、

が考えられます。


 以上のように、株式を発行して資金を集めても、

確かに株主には色々要求を言われるものの、

利益が出たときに、配当すればよいだけなので、金銭的にはちょっと楽です。


 話がとびましたが、

それでは、増資(新株発行)の目的は何でしょう?

おおきくわけて、

1・新しく設備投資、製品開発をするので、さらなる資本が必要

2・赤字で苦しくて、穴埋めが必要

の二つがあるでしょう。

ひとつめは、ものすごくポジティブな理由ですが、

ふたつめはとてもネガティブな理由です。

 なぜなら、苦しい家計を他人のお金で解決しようとしているからです。

 
 今、金融機関が増資を発表しているのは、

二つ目の理由のようです。

 昨年のリーマンショック以来、債権や株式等の紙の資産の値下がり、

融資返済の焦げ付き等により、

バランスシートでの、資産と負債のバランスが悪くなっているため、

これを補うためでしょう。
 

 つまり、この新株を買うことは、新たな事業展開のための積極的な投資ではなく、

金融機関を救うための、出費ということになりそうです。


 つくづく思うのですが、

銀行に行くたびに、投資信託とか、色々な投資商品をすすめられるのですが、

すすめている企業自体が成功していない、というのは大した矛盾だと思います。

 金融危機のたびに資産を目減りさせてしまうようなところには、

お金をまかせることはできないです。



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