2010年01月02日
サブプライムローン問題、リーマンショック等で
どんどんと下落した株価ですが、
株価下落によって、●●兆円が吹き飛んだ、という話がなされます。
ですが、世界全体としてみると、
銀行が爆破されて、大量のお金が燃えてしまったとかいう話はききません。
と、いうことは、その資産はお金としては吹き飛んでいないはずです。
では、そのお金はどこへ行ったのでしょうか?
実は簡単なのです。
株価の下落により、
みんなの期待が吹き飛んでしまったのです。
お金は吹き飛んでいません。もっと前に自ら吹き飛ばしています。
株を買う時にはお金を払っています。
実はその時にお金は吹き飛んでいるのです。
株を売ってくれた人のところにお金がすでに移動しています。
そして、今、株を持っている人は、
自分の株はきっと、今の相場の額で売れるだろう、と期待をしています。
ですが、相場の下落により、売却期待額が下がります。
そう、期待していた売却額が下がっただけです。
お金自体は燃えていないので吹き飛んでいないのです。
だから、
「株価下落で●●兆円が吹き飛んだ!」
というのは、お金が吹き飛んだのではなく、
「みんなの期待が吹き飛んでしまった。」
と言い換えられるでしょう。
こう考えると、
年金を株投資とかで運用するという確定拠出型年金(401k)とかって怖いですね。
毎月掛け金を払うごとにすでに、自分のお金をどこかに吹き飛ばしています。
そして、いずれまたお金に戻せるだろう、という期待のもとに生きることになります。
老後に向けて、自分のお金を期待と交換して、
期待という形なきものを頼りに生きていくのです。
期待通りならよいですが、
期待というのははずれることも多いです。
老後を不確実な期待だけで備えることは怖いです。
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